
大学卒業後、委託給食会社で3年間老人ホームへ配属。
管理栄養士として様々な分野を学んでいきたいという思いから、対象者をお年寄りから子供へと変え幼稚園給食、委託会社を中心に転職活動を行いました。
富喜屋は、食品添加物や旨味調味料を使用せず、素材そのものの味を生かした和食中心の献立を基本とされていて、食へのこだわりが魅力的で入社の決め手となりました。
毎日子どもたちの給食をパートさん方と一緒に、協力し合いながら給食を作っています。
メイン料理、副菜、汁物、ご飯、離乳食を作る作業に各担当が振り分けられ、毎日ローテーションで回しています。
アレルギーの子どもたちもいますので、何の食材が禁止なのか朝礼で必ず情報共有し、最終確認を2人体制で行うなど徹底しています。
そして味付けはもちろんのこと、異物混入がないよう細心の注意を払いながら各自責任を持って給食を提供しています。
この仕事をしていて、子どもたちに「おいしかったよ!」と言ってもらえることがわたしの一番の原動力です。そして給食の残食を見れば、一目瞭然です。
残食が多い日も残念ながらありますが、それを次に活かせる工夫が必要となってきます。
調理方法を変えてみたり、野菜を小さめに切ってみたりと創意工夫をすることもやりがいを感じます。
栄養管理部では自分の担当現場だけでなく、他の現場のヘルプや新規オープンの立ち上げなども行います。
上司や先輩方がしっかりお手本を見せてくださり、一緒の現場で学べる環境があります。新しいパートさんの指導役で教える立場ではありますが、私自身まだまだ力不足です。
入社して2年、教えていただく事の方が多いですが、上司や先輩方をサポートできるような栄養士になりたいと思います。
08:30 出社。自身の現場担当の保育園で給食を作る
11:00 子どもたちへ給食提供
12:00 休憩
13:00~15:00 子どもたちの食器が返却。洗い物・片付け
16:00 本社へ戻り献立作成や離乳食献立、献立指示書・発注書など作成
17:30 業務報告し退社。
19:00 帰宅
栄養管理部では調理だけでなく、各現場のパートさん方のコミュニケーションも重要となってきますので、コミュニケーション能力も身につけることができます。
栄養士でもいろんな分野の仕事がたくさんあります。自分を振り返り、栄養士としてどんな仕事をしたいか、やってみたいかを考えてみてください。明確化することで、自身の夢へ一歩近づけることと思います。